小学生が発見!アカギカメムシ

更新日:2026年03月11日

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アカギカメムシ(トゲのある個体)
アカギカメムシ(トゲのある個体)

2024年末、厳島湿生公園でアカギカメムシが見つかりました。中井町で確認されたのはこれが初めてです。発見したのは町内の小学生。赤くてつやのある姿にひかれて飼いたいと思いましたが、においが気になり、飼育はあきらめたそうです。
アカギカメムシは刺激的なにおいを出さないことを知り、今度見つけたら飼うと意気込んでいました。

アカギカメムシは南西諸島に分布し、アカメガシワという木を好みます。金亀虫(きんカメムシ)の仲間で、赤や黄色の派手な色合いが特徴です。大きさは、大人の小指の第一関節ほどあり、カメムシとしては目を引きます。飛ぶ力も強く、2006年に秦野市で初めて記録されて以来、神奈川県内でもときどき見つかっています。
沖縄の写真家・湊和雄さんによると、若い個体は赤く、年をとると黄色に変わるそうです。また、肩にトゲがあるものはよく飛び、ないものはあまり飛ばないと私は考えています。今回中井町で見つかった個体は赤くてトゲがないため、若くて飛翔性の低いタイプと考えられます。このため、すでに県内で住み着いた可能性もあります。

アカギカメムシはアカメガシワの大きな葉の裏にいることが多いそうです。中井町内にもアカメガシワは多く見られるので、散歩の途中でのいてみると、出会えるかもしれません。身近な発見が新しい記録につながるかもしれません。

文・写真/Copylight 2026 槐真史(中井町生涯学習参与)