ごみ処理広域化について

更新日:2025年03月27日

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ごみ処理広域化について

足柄上地区1市5町(南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町及び開成町)では、ごみ処理広域化の取組みを進めています。

足柄上地区ごみ処理広域化の概要について

ごみ処理施設からのダイオキシン類の発生による環境汚染が大きな社会問題になったことから、国ではごみ処理に伴うダイオキシン類の排出削減を図るため、平成9年に『ごみ処理に係るダイオキシン類発生防止ガイドライン』を策定するとともに、都道府県に対し、「ごみ処理広域化計画」を策定するよう示しました。

神奈川県では、循環型社会の構築を目指すとともに、ごみ処理を取り巻く様々な課題に対応するため、平成10年に「神奈川県ごみ処理広域化計画」を策定しました。この計画は、県内を9ブロック(現在は12ブロック)に分け、ごみ処理広域化計画を策定するというものです。当時、足柄上地区1市5町(南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町)は、2市8町の「県西ブロック」(足柄上地区1市5町、小田原市、箱根町、真鶴町、湯河原町)に位置付けられていました。

その後、足柄上地区1市5町では、現有施設の老朽化等への対応として、『足柄上地区ごみ処理広域化に関する協定書』を平成14年3月に結び、「あしがら上地区資源循環型処理施設整備調整会議」の中に、「あしがら上地区資源循環型処理施設整備準備室」を設置し、ごみ処理広域化に向けた検討を開始しました。

民間事業者による広域ごみ処理プロジェクト等の影響により業務を休止しましたが、足柄上地区でのごみ処理広域化推進の必要性が高まってきたことから、改めて平成31年4月に「あしがら上地区資源循環型処理施設整備調整会議」において協議を再開しました。

令和5年4月には、ごみ処理広域化事業を推進するため、これまでの「あしがら上地区資源循環型処理施設整備調整会議」から「足柄上地区ごみ処理広域化協議会」に組織を移行しました。

足柄上地区ごみ処理広域化に向けた基本方針(令和3年4月)

ごみ処理広域化にあたっての課題の整理を行い、ごみ処理広域化に向けた基本的な考え方を定めることを目的として策定しました。計画期間は令和2年度から令和16年度までの15年間です。

【パブリックコメントの結果】

地区内9人の方からいただいた41件のご意見のうち、33件の意見について回答します。

残り8件の個別の町に対する意見については、各町が回答します。

【足柄上地区ごみ処理広域化に向けた基本方針】

足柄上地区新可燃ごみ処理施設整備事業について

循環型社会を目指すとともに、安定的かつ廃棄物処理体制の構築のため、新可燃ごみ処理施設整備事業を進めています。

本事業は、南足柄市、東部清掃組合(中井町、大井町及び松田町)及び西部清掃組合(山北町及び開成町)がそれぞれ運営する可燃ごみ処理施設3箇所の機能を集約し、新たな施設を整備するものです。

1 施設整備基本方針

・基本方針1:安全・安心な処理を行う施設

・基本方針2:環境に配慮した施設

・基本方針3:エネルギーを効率的に活用する施設

・基本方針4:地域に親しまれ、環境学習が行える施設

・基本方針5:経済性に優れた施設

2 処理方法 ストーカ式焼却方式

3 想定施設規模 80トン/日(40トン/日×2炉、24時間稼働)

4 余熱利用 発電及び熱回収を予定

5 施設予定地 南足柄市内山

6 完成目標年度 令和11年度中

7 公害防止目標値 法規制値よりも厳しい排ガスの自主基準値を設定

8 焼却残さの扱い

新可燃ごみ処理施設から発生する焼却残さは、地域の最終処分場には埋め立てず、民間に委託し、全量資源化を目指す。

足柄上地区新可燃ごみ処理施設に係る施設整備基本計画(令和7年3月)

【パブリックコメントの結果】

【足柄上地区新可燃ごみ処理施設に係る施設整備基本計画】

この記事に関するお問い合わせ先

産業環境課 環境班
〒259-0197
神奈川県足柄上郡中井町比奈窪56
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