手動式生ごみ処理機、コンポスト・キエーロ容器購入費助成

更新日:2024年04月01日

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 町では生ごみの減量と資源の有効利用を目的に、家庭で出る生ごみを、手動式生ごみ処理機やコンポスト容器・キエーロを使って、自家で処理しようとする町民に対して、購入経費の助成をします。
 両方とも処理に電気代が一切かからず、環境にやさしく、生ごみの運搬・焼却がなくなるなどの利点があります。

手動式生ごみ処理機の購入費助成

生ごみ処理機とは、生ごみを微生物分解などで減量・消滅させる機器で、堆肥化できるものもあります。

特徴

投入した生ごみが堆肥になるのではなく、分解され大半が消滅するので、処理が簡単です。

設置場所

直接強い雨があたるところを避けてください。軒下、ガレージ、ベランダ屋根下等が適切です。

使用方法

  1. 投入する生ごみは2センチメートル前後の大きさにし、毎日の連続投入量を1日あたり500グラム以下にしてください。およそ1週間程度で生ごみは分解されます。
  2. 生ごみ以外のものを入れないでください。
    • 分解が得意なもの
      「野菜くず、果物、肉、魚、ご飯、麺類、パンなど」
    • 分解が遅いもの
      「硬く繊維質の多い果物、野菜の皮、玉ねぎの皮など」
    • 分解不可能なもの
      「卵の殻、貝殻、太い骨など」
    • 投入してはいけないもの
      「ペットの糞、たばこの吸殻など」
  3. 分解を促進するために、適切な水分を保ってください。
  4. よく混ぜ、通気性をよくしてください。

補助対象者等

次の条件を全て満たす方が、補助対象者となります。

  1. ごみ減量に意欲的な個人で、手動式生ごみ処理機を購入し、町内に設置する者。
  2. 町内に住所を有する者。
  3. 1世帯1機まで。ただし、当該処理機購入後5年経過しての買い替え、処理機の紛失、破損(故意を除く)した場合を除きます。

助成

本体購入価格の2分の1の額の地域通貨「きら」

助成の申請方法

役場産業環境課にお問い合わせください。

コンポスト容器、キエーロの購入費補助

  • コンポスト容器とは、土中の微生物の働きや発酵資材を使って、生ごみを堆肥に変えるための容器です。
    コンポスト容器で作られた堆肥は、ご家庭でお使いください。
  • キエーロは、土の力で生ごみを分解する生ごみ処理器です。 黒土の中にいる微生物が生ごみを分解するため、特別な菌等を購入する必要はありません。

特徴

生ごみを手軽に毎日処理でき、堆肥として利用できます。

設置方法

なるべく日当たりのよい土地を耕して、コンポスターを地中に埋めてください。内側を20センチメートル~40センチメートルほど掘ると長期にわたりご使用いただけます。

使用方法

  • 日当たりのよい土の上をよく耕して、地中10センチメートル位埋めて設置してください。
  • 台所のごみ、有機質のごみならなんでも投入できます。
  • 台所のごみはほとんどが水分です。水分は地中に吸収されますが、多すぎる場合は枯れ葉・わら・段ボール片等を投入してください。
  • 生ごみの発酵を促進させるため、ごみ捨てに合わせ時々盛り土からスコップ一杯ほどの土を入れて、よくごみと混ぜ込んでください。
  • 生ごみが20センチメートルぐらいの厚さになったら、土を8~9センチメートルの厚さにかけてください。生ごみの発酵を促進させます。
  • 生ごみが一杯になったら容器を引き上げて、未完熟の生ごみは移設したコンポスターの中に再投入してください。

(注意)早く分解させたい場合は、発酵促進剤を使用してください。(別売り)

特徴

  • 土の中にいる微生物が生ごみを分解するため、分解後の土を処理する必要がありません。
  • 庭等の広いスペースがなくても設置することができます。
  • ある程度の水分が必要であるため、生ごみを入れる前に水分をしぼる等の手間がかかりません。
  • ドレッシングの残りや使い終わった油等も入れることができます。

設置方法

土中のバクテリアが生ごみを分解します。バクテリアは太陽の光と酸素が大好きなので、最低でも2~3時間以上の日当たりを必要とし、日が当たれば当たるほど分解能力が高くなります。

使用方法

  • 20センチメートルくらいの穴を掘り、生ごみを入れる。穴が浅いと、生ごみの臭いがしたり、虫が寄ってくる原因となります。
    移殖ごてなど小さなスコップよりも、大きめのシャベルを使用することをお薦めします。
  • 生ごみと土をよく混ぜる。
    土と触れ合うことで生ごみの分解が進みます。
    土と見分けがつかなくなるまでよく混ぜる。
    大きいものは、このときにシャベルで砕いてもよいでしょう。
    この作業が一番重要です。
  • 乾いた土をかぶせる
    表面の土が乾いていることで、臭いを防止し、虫の発生を防ぎます。

+α
前回埋めた場所も空気を入れるようにして混ぜると分解が早くなります。

分解するまで

分解に夏場は5日、冬場は2週間ほどかかります。埋める場所を順番に変えて使います。
生ゴミは3~4日貯めて埋めるようにすると、場所をうまく使うことができます。ステンレス製のフタ付き容器がお薦めです。
(注意)魚など臭いが気になるものはすぐに埋めても構いません。

分解できる生ゴミ

太い骨、貝殻、大きな種(桃など)意外の食べ物はすべて埋めることができます。
生ゴミの種類によって分解にかかる時間に差があります。

  • 早いもの:残飯、肉、魚類
  • 遅いもの:根菜類、とうもろこしや枝豆など固い皮

助成対象者等

次の条件を全て満たす方が、補助対象者となります。

  1. ごみ減量に意欲的な個人で、生ごみ減量化容器を購入し、町内に設置した者。
  2. 町内に住所を有する者。

助成の額

購入費の2分の1の額の地域通貨「きら」

補助金申請方法

役場産業環境課にお問い合わせください。

この記事に関するお問い合わせ先

産業環境課 環境班
〒259-0197
神奈川県足柄上郡中井町比奈窪56
電話番号:0465-81-1115
ファックス:0465-81-4676
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