人・農地プランについて

更新日:2022年04月01日

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 高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加など全国的に農業経営が厳しい状況に直面しています。農業を主な仕事とする農業者の約46%が70歳以上であり、耕作放棄地もここ30年で約3倍の39.6万ヘクタールに増加しています。
 中井町でも同様な傾向があり、これらの課題を解決し持続可能な力強い農業を実現するために人と農地の問題を一体的に解決していく「人・農地プラン」を平成26年3月に策定しました(中井町では地域性を鑑み町内を2地域に分けてプランを作成しました)。
 地域農業の状況は日々変化していくことから、中井町では毎年、農地に関するアンケート調査を行い、その内容を反映した地図を基に地域における話し合いを経てプランの更新を行ってきました。
 令和元年度は70歳以上の農地所有者を対象に農業後継者に関するアンケート調査を行い、その内容も反映させた地図を基に地域での座談会、検討委員会を開催し、中心経営体の追加(認定新規就農者1名)、経営規模面積の拡大(1名)等の修正を行い、国が定める「実質化された人・農地プラン」へ移行しました(令和2年3月25日更新)。
 各地域のプランについては、中井町役場産業振興課で閲覧することができます。

人・農地プランとは

人・農地プランとは、人と農地の問題を解決するための「未来の設計図」です。
 地域での話し合いによって、地域の中心となる経営体(個人、法人、集落営農)を誰にするか、どのようにするかを決定して、地域の中心となる経営体に農地を集め、地域全体で農業経営していくためのプランです。

プラン作成のメリット

人・農地プランに位置付けられると、さまざまな支援を受けることができます。

農地の出し手に対する支援(農地集積協力金)

1) 経営転換協力金

交付対象者

農業部門の減少により経営転換する農業者、リタイアする農業者、農地の相続人で農業経営を行わない者が、農地バンクに対し、農業振興地域内のすべての農地(農業振興地域内の10a未満の農地及び経営転換の場合の減少部門以外の作物を栽培するための農地を除く)を10年以上貸し付ける場合

交付金額
  • 10アールあたり1.5万円(1戸あたり上限額50万円)2019~21年度
  • 10アールあたり1.0万円(1戸あたり上限額25万円)2022・23年度

2) 地域集積協力金

(注意)同一の人・農地プランのエリアに含まれる一定の区域において、地域の農業者で話し合って地域の農地をまとめて農地バンクに貸し付ける場合

[集積・集約化タイプ]交付対象面積の1割以上が新たに担い手に集積される場合
交付金額

10アールあたり1.0万円((注意)機構の活用率20%超40%以下)
(注意)一般地域 10アールあたり1.6万円(40%超70%以下)
10アールあたり2.2万円(70%超)

[集約化タイプ] 担い手への農地集積が一定程度進んでいる地域において、担い手同士の農地交換を支援。分散錯圃の解消を目指す。
交付金額
  • 10アールあたり0.5万円(40%超70%以下)
  • 10アールあたり1.0万円(70%超)

新規就農者に対する支援

農業次世代人材投資資金(経営開始型)

交付対象者

農業を始めてから経営が安定するまでの方で以下の要件を満たす方。

  1.  原則として50歳未満で独立・自営就農する方
  2.  就農する集落の人・農地プランに担い手農業者等として位置づけられている方
  3.  前年の世帯全体の所得が600万円以下の方(被災による資金の交付休止期間中の所得を除く。)

交付金額

経営開始1年目~3年目:1年あたり150万円、経営開始4年目~5年目:1年あたり120万円

  • (注意) 前年の世帯全体の所得が600万円を超えた場合、経営開始3年目が終了した時点で行う中間評価においてB評価と判断された場合などは交付停止となります。
  • (注意) 5年後には農業で生計が成り立つ実現可能な経営開始計画を策定すること。主な農地・農業用機械等を所有又は貸借すること。

農業次世代人材投資資金の詳細については下記リンク(農林水産省ホームページ)をご参照ください。

(注意)新規就農に関する相談は役場産業振興課までご連絡ください。

その他の支援

スーパーL資金の当初5年間無利子化

交付対象者

プランに位置付けられた地域の中心となる経営体で認定農業者

地域区分について

プランの地域は下記の2地域としました。

  1. 井ノ口、岩倉、境、境別所地域
  2. 中村上・下地域(比奈窪、雑色、鴨沢、松本、藤沢、久所、北田、田中、遠藤、半分形、古怒田地域)

地域座談会の実施状況について

令和元年度の地域座談会を下記のとおり開催しました。 

座談会の実施状況

令和2年2月26日(水曜日)

  • 井ノ口、岩倉、境、境別所地域座談会
    • 場所:中井町農村環境改善センター
    • 時間:18時30分から
  • 中村上・下地域座談会
    • 場所:中井町農村環境改善センター
    • 時間:18時30分から

人・農地プランの実質化

策定した人・農地プランを真に地域の話し合いに基づくものにする観点から、市町村、農業委員会など関係者の参加の下で、アンケートや地図を活用し、地域の話し合いの場において、農業者が地域の現況と将来の地域の課題を関係者で共有することにより、今後の農地利用を担う中心経営体への農地の集約化に関する将来方針の作成につなげていける取組みを全国的に推進しています。

中井町では、農地利用意向調査(アンケート調査)、地域における話し合いを毎年実施しており、その内容を組み入れた地図を既に作成しておりましたので、令和元年度中に補完調査等を行い実質化された人・農地プランに切り替えました(別添スケジュールによりプランを実質化させました)。

さらに詳しい内容について

さらに詳しい内容についてお知りになりたい方は、農林水産省のホームページをご覧ください。

下記リンクをクリックしてください。

PDFファイルは下記をご覧ください

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興課 産業振興班
〒259-0197
神奈川県足柄上郡中井町比奈窪56
電話番号:0465-81-1115
ファックス:0465-81-4676
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