その30 2026年6月 分別草子

更新日:2026年06月01日

ページID: 3902

分別草子

紙はぶんべつ。
やうやう過剰なりゆく包装、すこしかさみて、機械で断ちたる紙のほそく読めなくなる。

缶は洗って。
缶詰もさらなり。
ビンもなほ、ペットも洗ってリサイクルしたる。
また、資源ごみ一つ二つなど、他と混ぜずに捨てぬもをかし。瓶リユースするもをかし。

プラはこれから。
法変わりて資源化いと厳しくなりたれど、プラ製品でありても、三〇センチ以下にし、二つ三つなど他の素材含めば「燃えるごみ」で出すさへ必要なり。
まいて容器プラ袋、ハグして空気抜きたるが、いと小さくなりぬるはいとをかし。
日明けたのち、燃えないごみ、有害ごみ、スプレー缶など、出すはいふべきにあらず。

生ごみは資源化。
食べ残りたるはいふべきにもあらず、野菜不可食部も。
また朝でもいと寒きに、家族など急ぎおこして、指定のごみもて出すのもいとつきづきし。
昼になりて、ステーションにいけば、カゴのごみもきれいに回収されてよろし。

枕草子の冒頭部分を題材に、今の町の分別方法とごみ減量のヒントをつづってみました(現代語版はホームページをご覧ください)。

  1. 紙の分別はおすすめで、燃えるごみのかなりの減量につながります。
    家庭用シュレッダーをわたしも導入しました。
    封筒なども裁断すれば、紙袋に入れ「その他の紙」として出せます。
     
  2. ペットボトルなどは他町に比べてきれいに出していただいており、ご協力に感謝します。
    残念ながら資源ごみが燃えるごみに混ざっていることもあるようです。
    つい面倒になってしまいますが、分別を心がけていきたいと思います。
     
  3. プラごみは町としても資源化に向けた課題を抱えており、現在は燃えるごみとしています。
    また、容器プラの回収は回数が限られてご迷惑をかけますが、わたしも袋をぎゅっと抱きしめて空気を抜いて小さくし、次の回収に備えています。
     
  4. 電動式生ごみ処理機の補助を始めましたのでご利用ください。


朝の慌ただしいときのごみ出しとなりますが、時間と種類をみんなで守って、回収後はふたたびきれいなごみステーションになればと願います。

自治会や当番でステーションの美化や維持にご協力いただき重ねて感謝します。
面倒な分別やごみ出しに、少し工夫と少し趣を加えていただければと思います。

町も細やかな対応をがんばってまいります。

分別草子(現代語版)

  1. 紙の段
    紙は分別するのが良い。
    だんだんと過剰になっていく包装が、少しばかりかさばっているからだ。
    (分別袋の中で)シュレッダーで裁断した紙が細くなり、もはや何が書いてあったか読めなくなっているのは、なんとも趣がある。

  2. 缶・瓶・ペットボトルの段
    缶は洗って出すのが良い。
    缶詰(を洗う手間)は言うまでもない。
    瓶もやはり、ペットボトルもきれいに洗ってリサイクルに回したいものだ。
    資源ごみを一つ二つほど、他のゴミと混ぜずに捨てずに置いておくのも風情がある。
    瓶をリユース(再利用)するのも、また素晴らしい。

  3. プラスチック・不燃ごみの段
    プラスチックごみは、これからが本番だ。
    法律が変わって資源化がとても厳しくなったけれど、プラスチック製品であっても、大きさを30センチ以下にしたり、二つ三つと他の素材が混ざったりしていれば、「燃えるごみ」として出すことさえ必要なのだ。
    ましてやかさばる容器プラの袋を、ギュッと抱きしめて空気を抜いたのが、とても小さくなった様子は、実に見事である。
    夜が明けたのち、燃えないごみや有害ごみ、スプレー缶などを(ルールに従って正しく)出す様子などは、もう言うまでもなく(町の大切な営みとして)素晴らしい。

  4. 生ごみの段
    生ごみは資源にするのが良い。
    食べ残しは言うまでもなく、野菜の食べられない部分も同様だ。
    また、朝からとても寒い中、家族を急いで叩き起こして、指定のゴミ袋を持たせて出しに行かせるのも、その季節の光景として実にふさわしい。
    昼になってゴミステーションに行ってみると、カゴの中のゴミがすっかりきれいに回収されて、整然としているのは、実に気持ちが良いものである。

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