高齢者の予防接種について

更新日:2024年04月01日

ページID: 2891

予防接種の種類

町の助成がある予防接種

帯状疱疹

新型コロナ

高齢者インフルエンザ

高齢者肺炎球菌

その他の予防接種

任意接種

帯状疱疹

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じ「水痘・帯状疱疹ウイルス」が原因で、子どものころに感染した「水痘・帯状疱疹ウイルス」が体の中で再活性化する皮膚の病気です。

80歳までに3人に1人が発症するといわれています。

予防接種により免疫の強化・発症を予防または軽症に抑える効果が期待されます。

中井町では償還払いにより、帯状疱疹予防接種の費用の一部を下記のとおり助成します。

助成対象者

  • 接種日時点で町内に住民登録のある50歳以上の方
  • 過去に本助成を受けたことがない方
  • 令和6年4月1日以降に下記対象ワクチンを接種された方

対象のワクチンと助成金額・接種回数

水痘生ワクチン(ビケン)
助成金額

1回につき2,000円(1回まで)

接種回数

1回

不活化ワクチン(シングリックス)
助成金額

1回につき8,000円(2回まで)

接種回数

2回

(注意)

2回目の接種は、1回目接種から2か月以後6か月以内に接種したものが対象

提出書類

  • 中井町帯状疱疹予防接種費用助成金交付申請書兼請求書
  • 予防接種を受けたことを証明する書類(明細書など)
  • 予防接種費用を支払ったことを証明する書類(領収書など)

新型コロナ

特例臨時接種(全額公費による接種)は、令和6年3月31日をもって終了しました。

令和6年4月1日以降、65歳以上など一定の条件を有する方を対象に、新型コロナの重症化予防を目的として秋冬に接種が行われ、費用は原則有料となります(接種を受ける努力義務や自治体からの接種勧奨の予定はありません。)。

助成対象者

  • 65歳以上の方
  • 60歳から64歳で対象となる方(注釈1)

(注釈1)60~64歳で心臓、腎臓又は呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方

接種費用(自己負担金)

決定次第掲載します。

高齢者インフルエンザ

インフルエンザは、肺炎や気管支炎などの合併症を引き起こして重症化することがあります。

インフルエンザ予防接種は、高齢者の発病防止や特に重症化に有効であることが確認されています。

予防接種後、免疫がつくまでに2週間程度かかります。

予防接種を受け、重症化や合併症の発生を予防しましょう。

インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンは同時接種可能です。

助成対象者

中井町に住民登録のある、接種日現在で1または2に該当する方

  1. 65歳以上の方
  2. 60歳以上65歳未満で、心臓、じん臓、または呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活が極度に制限される程度の障がいを有する方およびヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいを有する方

実施期間

足柄上郡5町、南足柄市、小田原市、秦野市の医療機関

令和6年秋ごろを予定。

大磯町の医療機関

令和6年秋ごろを予定

二宮町の医療機関

令和6年秋ごろを予定


(注意)

詳細は医療機関によって異なります。事前に医療機関にお問い合わせください。

接種回数

1回

接種費用

自己負担金1,600円


次のいずれかに該当する場合、費用が無料になります。

  • 生活保護を受けている方
  • 中国残留邦人等で支援給付を受けている方

持ち物

  • 健康保険証
  • 生活保護受給者証(生活保護受給者の方のみ)

接種の方法

町の指定する医療機関において受けることができます。

医療機関へ直接お申し込みください。

下記の一覧に記載されている医療機関は一部です。記載のない医療機関については、健康課までお問い合わせください。

高齢者インフルエンザ予防接種医療機関一覧表(PDFファイル:125.7KB)

高齢者肺炎球菌

肺炎球菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染し、気管支炎や肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。
予防接種を希望する方は、かかりつけの医師等とご相談のうえ接種を受けてください。

助成対象者

  • 65歳以上(65歳の誕生日の前日から)で、過去に高齢者肺炎球菌予防接種をしていない方または前回の接種から5年以上が経過した方
  • 60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓若しくは呼吸器の機能又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有する方

助成は一人1回です。助成を受ける場合、町が発行する接種券が必要です。

過去に本助成を受けた方で接種希望の場合は、全額自己負担です。

接種費用

助成を受ける場合

自己負担金3,000円

全額自己負担の場合

1万円前後(医療機関により異なります。)

接種券について

令和6年度以降65歳になる方(昭和34年4月2日以降に生まれた方)

誕生日を迎えた翌月に町から接種券を郵送するため申込不要です。

令和5年度以前に65歳になられた方(昭和34年4月1日以前に生まれた方)

電話により健康課(電話番号:0465-81-5546)へお申込みください。

接種時の持ち物

  • 健康保険証
  • 接種費用

助成を受ける場合は下記も合わせて必要です。

  • 町から郵送された接種券
  • 予診票
  • 生活保護受給者証(生活保護世帯の方のみ)

その他

助成を受ける場合、町の指定する医療機関において受けることができます。接種には予約が必要な場合がありますので、受診前に医療機関にご確認ください。

高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種医療機関一覧(PDFファイル:200.9KB)

任意接種について

任意接種は、全額自己負担です。町の助成はありませんのでご注意ください。

接種の必要の有無、使用するワクチンなどの詳細については、かかりつけ医などに相談してください。

麻しん

麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症です。

10日程度の潜伏期ののち、発熱や咳などの症状で発症します。発熱が数日続き一旦熱は下がりますが再び高熱が出るとともに発疹が出現します。

使用ワクチン(例)

麻しん風しん混合ワクチン、麻しんワクチン

風しん

風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症で、症状は幅広く、症状のみで風しんと判断することは困難な疾患です。

風しんに免疫のない妊娠20週頃までの妊婦が感染すると出生児が先天性風しん症候群にを発症する可能性があります。

14日から21日までの潜伏期間の後、発熱、発疹、リンパ節腫脹が出現します。風しん患者の多くは軽症ですが、まれに脳炎などの合併症を引き起こすことがあります。

使用ワクチン(例)

麻しん風しん混合ワクチン、風しんワクチン

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

おたふくかぜは、ムンプスウイルスの感染を原因として発症する感染症です。

2週間から3週間の潜伏期を経て発症し、片側あるいは両側性の唾液腺の広範囲の腫れ、疼痛、発熱が主症状です。

使用ワクチン(例)

おたふくかぜワクチン

B型肝炎

B型肝炎は、B型肝炎ウイルスの感染によって引き起こされる感染症です。

このウイルスは、感染者の血液や唾液、汗などの体液によってうつる場合と、出産時に母親などから感染します。

微熱程度の発熱、食欲不振、全身倦怠感、おう吐、黄疸などの症状がみられます。慢性化すると、一部に肝硬変や肝臓がんを発症することがあります。

使用ワクチン(例)

B型肝炎ワクチン

百日せき

百日せきは、百日せき菌によって起こる持続したせきを特徴とする急性気道感染症です。

成人の百日せきは、軽症で診断が見逃されやすく、感染源となり家族やワクチン未接種の新生児や乳児にうつすことがあります。特に6か月未満の新生児や乳児に感染すると重症化し、命の危険にもつながるので注意が必要です。

症状は、せきが長期にわたり持続しますが典型的な発作性のせきは少なく、発熱はあっても微熱程度です。

使用ワクチン(例)

3種混合ワクチン(DPT)

日本脳炎

日本脳炎は、主にコガタアカイエカが媒介する日本脳炎ウイルス感染によって起こる感染症で、ヒトに重篤な急性脳炎を起こします。

感染者の大半は無症候ですが、1週間から2週間の潜伏期を経て発症すると致命率は20パーセントから40パーセントで、発症者の半数は後遺症が残ります。

症状が出る場合には、数日間の高い発熱、頭痛、おう吐などで発病します。

使用ワクチン(例)

日本脳炎ワクチン

破傷風(はしょうふう)

破傷風は、破傷風菌という細菌が作る毒素によって起こる感染症です。

症状は、痛みを伴う筋肉のけいれんやこわばりで、最初に口が開きにくいという症状が認められることが多いです。

使用ワクチン(例)

破傷風トキソイド、3種混合ワクチン

この記事に関するお問い合わせ先

健康課 健康づくり班
〒259-0197
神奈川県足柄上郡中井町比奈窪56
電話番号:0465-81-5546
ファックス:0465-81-5657
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